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香りに色付け
BRAND: Chelsea Candle
CANDLE NAME: Gooseberry, Elderflower
– Notes –
グーズベリー, エルダーフラワー
今回はChelsea Candle(チェルシーキャンドル)のGooseberry & Elderflower(グーズベリー&エルダーフラワー)キャンドルのご紹介です。
2015年に創業されたChelsea Candleはイギリスのキャンドルブランドです。
ブランド名は創業者であるChelsey O’Neill(チェルシー オニール)さんのチェルシーからきています。
グローバルに展開しているChelsea Candleはロンドンとニューヨークに店舗を構えるグローバルオンラインマーケットプレイス Wolf&Badgerでの販売もしており、これまでも大手ファッションブランドのKaren Millen(カレンミレン)やUrban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)とコラボして、店舗用のオーダーメイドキャンドルを制作したこともあるそうです。
ハンドメイド イン イングランドと記載されているように全てのキャンドルはロンドン南東ケント州にて作られています。ケント州はのどかな田園風景が広がり、また歴史的なお城が多く、海岸沿いに行けば美しい白い崖を見ることもできるとても素敵なエリアです。
ユネスコの世界遺産にも登録されているカンタベリー大聖堂で有名なケント州のカンタベリーまでならロンドンから電車で約1時間半で行ける距離なのでロンドンから日帰り観光もできます。自然豊かな場所から丁寧に手作りされるキャンドルには、ケント州を故郷とするチェルシーさんの思い出や今まで旅をしてきてインスピレーションからきた香りが詰まっています。
夏にクーラーをつけて部屋でキャンドルを灯すのは、冬に暖房をつけてアイスクリームを食べるような “季節に逆行する贅沢感” があると個人的には思っています。
ただ温度は上がってしまうので大きなキャンドルを灯す気持ちにはなれず、今回はミニサイズのキャンドルを選びました。
このGooseberry & Elderflower(グーズベリー, エルダーフラワー)の香りは涼しい部屋にピッタリで、「初夏」を感じさせるさわやかで明るい香りとなっています。
特に今年は梅雨が長く、気がつけば猛暑続きとなってしまったので、部屋で「初夏」を楽しめました。ソイワックスを使用していることもあり、ワックスは綺麗に溶け、香りも強すぎず、弱すぎずでテーブルに置きながら作業するのにピッタリでした。
グーズベリーとエルダーフラワー、どちらも日本にはあまり馴染みのないものなのですが、
グーズベリーは日本ではセイヨウスグリと言われているそうで、ヨーロッパではジャムやゼリーなどによく加工されている果物です。
エルダーフラワーはイギリスの伝統的な飲み物でもある「エルダーフラワーコーディアル」で知られる野の花の一種になります。マスカットに似たような爽やかな香りがするエルダーフラワーはティーや果樹酒、香水など幅広く使用されています。
この2つが上手に混ざり合い、サッパリとした爽やかさにほんのり甘い、果物ならではの香りが表現されていると感じました。
たまたま友人が数年前に青山にあるスパイラルマーケットで購入したのを頂いたのですが、在庫を問い合わせてみたところ、残念ながら現在は取り扱っていないそうです。
ネットで検索してみるとEtsyショップでも販売しているため、海外からの発送で送料は少し高くなってしまいますが、日本からでも購入できる手段はありそうです。