Maiです!
フレグランスキャンドルに興味を持ち始めた時から気になっていたことがあります。
それが、
日本での “香り付きキャンドル” の呼び方です。
英語ではScented candles(センテッドキャンドル)と呼ぶのですが、日本語で[香り付きキャンドル]と検索するとアロマキャンドルというキーワードが検索結果に並びます。
“アロマ”という言葉をよく理解していなかった私にとってアロマキャンドルという呼び方がいまいちピンとこなくて、香り付きキャンドルをどう呼ぶとしっくりくるのか私なりに調べてみました。
結論を先に書きますが、興味のある方はぜひ結論に至るまでの部分も読んでいただけると嬉しいです!
【結論】
香り付きキャンドルは、
香り付きキャンドル
もしくは
センテッドキャンドル
と呼ぶのが適切だと思いました。
Contents
アロマキャンドルという名称への違和感
アロマセラピーに少し興味をもって、本を読んでいた時に「アロマ」という言葉の意味を誤解して捉えていたことに気がつきました。
この誤解を解いていく内に、日本で香り付きキャンドルのことをアロマキャンドルと言っていることに対しての違和感を感じ始めました。
そもそもの「アロマ」という言葉の意味
三省堂 大辞林辞書で引くと「アロマ」は、以下の意味が出てきます。
- 香気。芳香。
ケンブリッジ辞書で「Aroma」と引いてみると以下の意味が出てきます。
- A strong, pleasant smell, usually from food or drink.
強い、良い香り(通常、食べ物や飲み物などをさす)
少し言葉のニュアンスにズレがありますが、「良い香り」という意味が含まれてるのは同じだと言えます。
日本での「アロマ」という言葉の使い方
単語自体の意味は英語と大きくズレていないことは分かりましたが、日本で使われている「アロマ」という言葉の使い方はアロマセラピーとごっちゃになりやすく、分かりにくいと感じました。実際に私がしていた誤解もその部分でした。
私の誤解①「アロマ」と「アロマセラピー」
●アロマと書いてある商品はアロマセラピーのアロマからきていると思っていたから、アロマセラピーと何かしら関係があるモノだと思っていた。
<例>アロマオイル、アロマキャンドル、アロマバスソルト
私の誤解②「アロマオイル」と「精油 / エッセンシャルオイル」。
●アロマオイルと精油 / エッセンシャルオイルの違いを知らなかった。
- アロマオイル(合成香料)=精油や合成香料をアルコールやオイルなどで希釈したものが一般的ですが、精油(100%天然香料)ではないものはアロマオイルと呼ばれてる可能性が高い。
- 精油 / エッセンシャルオイル(天然香料)=植物から抽出された天然の香り成分で純度100%のもの。
ここまでのまとめ 〜アロマについて〜
- 「アロマオイル」と「精油/エッセンシャルオイル」は違うモノ。
- アロマオイル、アロマキャンドル、アロマバスソルトなどの商品のアロマという言葉を「香り付き」に置き換えると分かりやすい。
→香り付きオイル、香り付きキャンドル、香り付きバスソルト。
- 単純にいい香りを楽しみたい、という目的だけだったらアロマオイルでも精油でも良いけれども、香りがついている物を一緒くたに”アロマ”と呼んでしまうのはアロマセラピーとの関連性を切り分けるのが難しいし、何よりもややこしい。
最後に 〜結論の補足〜
海外(主に英語圏)での香り付きキャンドルは「Scented candles」と呼ばれることが圧倒的に多いです。
フランス語でも「Bougies Parfumées」と記載されてることが多いのですが、英語に訳すと「Scented candles」に近いと感じました。
海外にニュアンスを合わせるとするのなら、そのままの「香り付きキャンドル」と呼ぶか、英語をカタカナにした「センテッドキャンドル」と呼ぶのが適切だとは思います。
ただ、センテッド(Scented)という英単語は日本にはまだ馴染みがないので、もしセンテッドで普及していくとしたら少し時間がかかるかもしれないですね。
個人的にはアロマキャンドルという呼び方だとアロマセラピーと混同して分かりにくいと思っているので、「香り付きキャンドル」「センテッドキャンドル」という名称で普及されていくといいな、と思っています。
フレグランスキャンドルでもいいと思うのですが、フレグランスだと人工香料が連想されるので、「香るキャンドル」というニュアンスにあたる「センテッドキャンドル」がやはり適切だと感じました。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
いろんな方のご意見を聞きたいと思っているので、ぜひ気軽にコメント下さい。
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